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中国人は日本の学校でなぜ強い?中国と日本の学校「ここ」が違う!

お子さんが日本の高校で成績が振るわない? 実は子どもが努力不足なのではなく、日中の学習内容の違いが大きな理由かもしれません! 特に5科目(国語、数学、英語、理科、社会)では、中国の学習経験が活きてくる可能性が高いです!

今回は日中の主要5教科の学習内容・重点・違いを、家庭での指導の参考になるように比較します。日本と中国の学習の違いや、中国の生徒が得意とする部分を詳しく紹介。保護者必見です!

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国語(中国語):古文が少ない VS 現代文が少ない

中国の国語

  • 重点: 現代文の読解+作文が中心。古文は全体の20%ほど(主に唐詩などで出題)。
  • 例: 『岳陽楼記』『赤壁賦』などは暗記を求められるが、試験では主に翻訳を重視。

日本の国語

  • 重点: 古文が大きな割合を占める!和歌から物語まで!
    • 和歌: 必修の『万葉集』『古今和歌集』など。「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」など(逐語訳も必要)。
    • 物語: 『源氏物語』などが出題され、登場人物や化学記号のような名前を覚えるのも大変!

要注意ポイント: 「古文現代語訳」が出題範囲。日本語N1レベルでも太刀打ちできないことも!

数学:理論重視(中国) VS 応用重視(日本)

中国の数学

  • 難易度: 中学3年で二次関数、高校で立体幾何と微積の基礎を学ぶ。
  • 例題: 連立方程式「3x + 2y = 11、5x – y = 3」など、中国の生徒は即解できる。

日本の数学

  • 難易度: 高校でも中学レベルの内容(例:一次・二次方程式)が出るが、「日常生活での応用」が重視される。
    • 典型問題: 「コンビニで商品800円、消費税10%、合計金額は?」→中国の生徒:「え、簡単すぎ?」
    • 落とし穴: 高校でいきなり難化!「ベクトル(向量)」「確率分布」などが直撃!

要注意ポイント: 中国の子どもは「簡単すぎて気を抜く」→ 宿題をしない → 内申点がピンチ!

英語:文法中心(中国) VS 聞き取り地獄(日本)

中国の英語

  • 重点: 文法+読解中心、作文は定型文(例:李華の手紙など)
  • 例題: 空欄補充「The ___ is on the table.」選択肢:A. book B. apple
     → ※冠詞(a/an/the)の文法問題

日本の英語

  • 重点: 「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく伸ばしていくカリキュラム!教科書の英文も一気に長くなり、内容も社会問題や文化、科学などちょっと難しめ。
    • 文法もパワーアップ!
      仮定法・分詞構文・関係副詞など、より高度な文法事項が登場!
    • 英語で「自分の意見」を言う練習も!
      プレゼンやディスカッション、スピーチなど、自分の考えを英語で伝える場面も増えてきます!

要注意ポイント: 日本の先生は「日本英語」発音を重視(例:「water」は「ウォーター」と発音しないと×)、子どもがどんどん混乱!

社会科(文系):中国史を丸暗記 VS 日本史を徹底的に叩き込む

中国の歴史

  • 重点: 中国古代史+近現代史が中心。世界史の出題は約30%。
  • 例題: 秦の始皇帝による統一、抗日戦争などが出題対象。

日本の社会科

  • 重点: 日本史が全体の約70%を占める!細かい点までしっかり問われる!
    • 必須: 武将の家系図(例:織田信長→木下(豊臣)→徳川)、明治維新の改革(地租改正、学制公布)
    • 地理: 手書きの日本地図で、47都道府県の場所+特産物を丸暗記(例:青森=りんご、鳥取=梨)

要注意ポイント: 中国の子どもは「鎌倉幕府」と「江戸幕府」の区別がつかず、試験で全滅することも!

理科:深さ重視(中国) VS 広さ重視(日本)

中国の理科

  • 重点: 各科目の深掘りが中心(例:物理の力学、化学のモル計算など)
  • 例題: 物理の問題「斜面上の摩擦力の計算」、公式は複雑だが問題のパターンは定型的。

日本の理科

  • 重点: 複数分野にまたがる「広さ」重視!高校では「基礎理科」(物理+化学+生物+地学のミックス)が出題される。
    • 典型問題: 「化学の知識で火山の噴火を説明し、物理の公式で溶岩の流速を計算せよ」
        →(中国の生徒:私は誰?ここはどこ?)
    • 実験レポート: 日本語で手順や分析を詳細に記述する必要あり。言語力が低いとそのまま減点!

要注意ポイント: 中国の子は計算に強いが、日本語の実験レポートが書けず、成績が低くなりがち!

まとめ

中日でのカリキュラムの差は本当に大きい!
保護者の皆さんは、お子さんの「弱点補強」を前もって行う必要があります。さもないと、日本の学校で教科ごとに赤点…!?
「勉強できるはずなのに、成績が伸びない」──それは、学力の問題ではなく“カリキュラムのギャップ”が原因かもしれません。違いを知れば、進路の可能性は大きく広がります!

保護者だけで全部対応するのは難しいため、そんな時は経験豊富なプロのサポートを活用するのがいちばんの近道です!塾を探している方は、日晴塾を是非、ご利用ください!在日中国人専用の進学専門塾です!

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