お子さんがもうすぐ中学受験・高校受験を迎える年齢になっているなら、すでに家庭では学習の強化に取り組んでいることでしょう。しかし、良い学校に進学するためには、家族全体の努力が必要です。
今回は、保護者として、どんなサポートができるのか?何をしてはいけないのか?を一緒に確認してみましょう!
1.子どもと一緒に話し合い、将来の進路を決める
日本には多くの学校があり、公立・私立、共学・男子校・女子校、進学校など、学校ごとに違いがあります。保護者は、子どもが将来どんなことをしたいのかに耳を傾け、情報収集を一緒に行い、現在の状況に最も合った学校はどこかを一緒に考えるべきです。
進学先を決める際には、アドバイスを与えることは必要ですが、子ども自身の選択を尊重することも重要です。もし子どもが嫌がっている学校に無理やり進ませてしまうと、後に問題が起きたとき、子どもは納得できず後悔するかもしれません。
2.家庭内に勉強に適した環境を整える
学校や塾の学習環境と同じくらい、家庭の学習環境も重要です。
部屋が散らかっていたり、テレビやスマホの音が大きいと、学習には不向きです。特に試験が近づく時期には、静かで集中できる空間を整え、保護者も模範を示すことが大切です。
3.積極的に子どもの勉強の悩みを聞く
中学・高校受験の過程で、子どもが焦ったり不安になるのは自然なことです。
まずは保護者が子どもの不安やストレスを理解し、頭ごなしに叱るのではなく、どこでうまくいかなかったのかを一緒に話し合って、解決策を探すことが必要です。
4.他の子どもと比べない
受験シーズンになると、つい「○○ちゃんはどうだった」と他人と比べがちです。
一見、励ましのように見えるかもしれませんが、逆にプレッシャーになってしまう可能性もあります。
「何点取ったか」「どの学校に合格したか」などの比較よりも、子どもの努力と成長に目を向けることが大切です。
5.無関心にならない。「塾に通わせたから大丈夫」と思わないこと
私たちもよく、塾にお金を払ったからもう大丈夫、成績は上がるはず、と思っているご家庭を見かけます。
また、「勉強は子ども自身のことだから、自分でやるべき」と考えて任せきりにしてしまう保護者もいます。
確かに保護者は忙しいですが、それでもできるだけ時間を作って子どもに関心を持ち、話を聞いたり励ましたりすることで、子どもは愛情と安心感を得て、学習意欲が高まります。
6.日本に来たばかりの子に過度な要求をしない
これは主に、最近日本に転入してきたばかりの子どもや、日本語がまだ不自由な子どもに向けたアドバイスです。
彼らは生活環境への適応すらまだできていないのに、いきなり受験を迎えるケースもあります。そうした子どもたちは、学習面でもまだ準備が整っていないことが多く、学校の授業についていくのも難しいかもしれません。
そういう場合には、焦らず、生活に慣れることを優先してから、進学について考えることが大切です。
まとめ
子どもの進学には家庭のサポートが欠かせません。保護者がどれだけ関われるか、どう関わるかはそれぞれ違いますが、
大切なのは、子どもの学習に対して前向きな姿勢を示し、困ったときには一緒に解決しようとする姿勢です。
もし日本での進学に不安があるなら、以下のような塾に相談するのも一つの手です。
日晴塾に期待できること
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