保護者の皆さん!初めて日本の学校の保護者会に参加するのは少し不安ではありませんか?
日本語がうまく聞き取れない、先生の言っていることがわからないなど、心配なことはたくさんありますよね!
今回は、超実用的な保護者会ガイドをまとめました。これを見れば安心して対応できます!

保護者会の頻度
日本の学校では、子どもたちの学校での様子や学習状況を家庭と共有するために、定期的に保護者会が開かれます。基本的には、以下の3つのタイプの保護者会があり、それぞれ目的や雰囲気が異なります。
全体保護者会(ぜんたいほごしゃかい)
- 開催時期:年に3回、各学期のはじめ頃(4月、9月、1月)に実施されます。
- 対象者:学年・学級を問わず、すべての保護者が対象です。
- 内容:校長先生や教頭先生から学校全体の方針、年間計画、安全対策などについて説明があります。また、学校行事や教育方針の変更点が共有されることもあります。
この会は、学校全体の方向性を理解するよい機会です。とくに4月の会は新学期のスタートで大切な情報が多く含まれます。
クラス保護者会(くらすほごしゃかい)
- 開催時期:学期に1回(主に全体保護者会の後に続けて行われることが多い)
- 対象者:同じクラスの保護者
- 内容:担任の先生が中心となり、クラスの学習の進み具合や、子どもたちの生活の様子、今後のイベント予定などについて説明があります。保護者からの質問や意見交換の時間もあります。
クラス保護者会では、他の保護者と顔を合わせる貴重な機会にもなります。学校と家庭が連携して子どもを見守るための大切な時間です。
個別面談(こべつめんだん)
- 開催時期:学期に1回、主に学期末ごろ
- 対象者:担任の先生と保護者が1対1で話します。
- 内容:子ども一人ひとりの学習状況、授業中の様子、友だちとの関わり方、家庭での様子などをじっくり話し合うことができます。進路や心配な点があれば相談することも可能です。
個別面談は、先生と深くコミュニケーションを取れる貴重な機会です。言語に不安がある場合は、事前に相談して通訳をお願いすることもできます。
日本の学校では年間を通して保護者との連携を大切にしています。保護者会を通じて、子どもがより良い環境で成長できるよう、学校と協力していくことが求められます。
保護者会でよく話し合われる内容
1. 学業に関すること
学校での子どもの学習状況について、以下のような点が報告・共有されます。
- 通知表や成績の分析
定期テストの成績や評価のつけ方について、どの科目が得意・苦手かを知る手がかりになります。 - 授業中の様子
先生から、授業中の子どもの集中度、発言の様子、グループ活動への参加態度などが報告されます。 - 宿題の取り組み方
家庭学習への姿勢や、課題提出の有無・内容なども話題になります。
✦ 保護者は「家庭ではこういう学習の様子です」と補足すると、先生との情報共有がスムーズになります。
2. 行動や友人関係について
学校での生活態度や、他の子どもたちとの関係性について話し合います。
- 出席状況
出席日数、遅刻・早退の有無、欠席理由などが確認されます。 - クラス内での様子
友達と協力できているか、いざこざはないか、周囲との関係に不安はないかなど。 - トラブルの兆候
軽いトラブルや違和感を先生が感じている場合、早めに共有されることもあります。
✦ 保護者が「家庭での様子」「友人関係の変化」を話すことで、問題の早期発見につながります。
3. 進学に関する指導
将来の進学・進路について、先生と保護者が話し合う場でもあります。
- 高校・大学進学の方向性
希望する進路に向けた成績の状況や、今後の目標について相談できます。 - 選択科目のアドバイス
文系・理系の選択、選択授業や補習授業の受講に関する話もあります。
✦ 子ども自身の希望と現状をすり合わせ、現実的なアドバイスを受けられる貴重な機会です。
4. 生活習慣と健康面
学力や成績だけでなく、心と体の健康も重要な話題です。
- 食事・睡眠のリズム
朝食をしっかり食べているか、夜更かししていないかなど、生活リズムについて。 - 心理的な健康
ストレスの有無、元気がない様子、いじめや孤立などの兆しがないか話し合います。 - 支援の必要性
場合によっては、スクールカウンセラーや保健室の先生との連携も検討されます。
✦ 小さな変化でも先生に伝えると、より適切なサポートが受けられます。
5. 学校行事や課外活動について
学校生活を豊かにするイベントについて、保護者と情報共有が行われます。
- 文化祭・体育祭などの行事
準備の様子、当日の参加状況、役割分担などが報告されます。 - 修学旅行や遠足の計画
日程や行き先、持ち物、費用などの案内があります。 - クラブ活動・部活動
所属しているクラブの活動頻度、実績、今後の予定なども話題になることがあります。
✦ 行事の参加に不安がある場合は、事前に相談しておくと安心です。
保護者会でよく使われる日本語単語リスト



保護者会のちょっとしたアドバイス
■事前に質問リストを準備しておく
- 聞きたいことを簡単な日本語で書いておくのがおすすめです。
例:「子どもの友達関係はどうですか?」 - 録音またはメモをとる
- 聞き取りが不安な場合は、事前に先生に録音の許可を取ることもできます。
例:「録音してもいいですか?」 - 訳ツールの使用
スマートフォンに翻訳アプリを入れておくと、その場で言葉の意味をすぐに調べることができて便利です。 - 礼儀の注意点
保護者会には5分前に到着するのが理想です。
スマートフォンはマナーモードに設定しましょう。
終了時には先生に「お忙しい中、ありがとうございました」と伝えると丁寧です。
日本の保護者会の核心は「家庭と学校の協力」です!
言葉の壁があっても、保護者の皆さんは心配しすぎる必要はありません!
事前に「よく使う単語」や「質問」を準備し、翻訳ツールをうまく活用すれば、礼儀正しくスムーズにコミュニケーションが取れます。
もし難しい内容が出てきた場合は、学校に通訳の手配をお願いすることも可能です(※一部の学校では多言語対応のサービスあり)。
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